eco紙プラリング開発【トラストのあゆみ④これから編】

こんにちは!
卓上カレンダーメーカー・株式会社トラストです。

 

今回は連載企画『トラストのあゆみ』第4回は“eco紙プラリング編”
カレンダーメーカーとして歩みだしたトラストにとって、転換点となる商品の誕生秘話です!

エコSDGsに適ったカレンダーとして人気の高いリングタイプ。
販売開始以降ずっと売り上げが伸び続けている商品です!

それではスタートです!

 


 

マルチ卓上カレンダーのヒットから、徐々にラインナップが増えていった卓上カレンダー。
当時はプラケースが主流の時代でした。
しかし徐々にリングタイプが登場し始めるのです…。

トラストでもリングタイプのカレンダーを作りたい!

でもリングはどこから購入する?製本作業はどうする?
…といった問題があり、最初はOEM商品として他社さまに依頼をしていました
このとき誕生したのがエコカレンダー(現在のグリーンエコA6サイズ)です。
熱で圧着するタイプのペーパーリングを使用していました。

 

 

世の中の流行がリングタイプに移ってきたこともあり、順調に販売数が伸びていきます。
そしてまたしても問題が…。

増刷したくても、できなかったんです。なぜなら
増刷したいタイミングは秋 = カレンダー工場は超繁忙期!

販売チャンスのロスはもったいない!ということで“社内で作業できる”カレンダー開発を試みます。

 

 

次に取り入れたのが紙製のスポットリング
手作業で1山ずつ差し込んで留めるタイプです。

増産はいつでもできるようになったのですが、新たな問題が…。
内職さんたちから「手が痛いです…」というお声がたくさん出てきたのです…。

 

 

これらの経験を踏まえて
“手作業で、簡単に製本できる紙リング”の自社開発に乗り出します。

やがて紙とプラスチックを混ぜた素材と出会い、
工業デザイナーさんの力を借りて、
型を何度も何度も修正し、
2016年ようやくeco紙プラリングが誕生しました!

販売開始後も素材の見直しや形状の改良などブラッシュアップを重ね、
エコSDGsといった社会情勢も追い風となり
昨年は部材販売で250万冊、カレンダー完成品として200万冊を販売する
トラストのあたらしい代表商品に成長しました!

 

2021年には同じ素材を使用したeco紙プラケースの販売など
“エコにこだわるトラスト”らしい商品開発のきっかけにもなっているのです。

 


あとがき

初の連載企画もこれにて終了!(予定より時間がかかってしまいました…)
もうすぐ大型連休ですね!

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